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☆1958年・タロー、ジロー生存☆
そのタローは現在、札幌市の北海道大学付属博物館を、ジローは東京都上野の国立科学博物館を、それぞれ奥津城として剥製になって鎮座している。また、北海道稚内市の稚内市青少年科学館には、タローとジローの幼年時代の愛くるしい写真のほか、南極観測隊に関する展示がなされている。

一方、大阪府堺市の大浜公園にはカラフト犬の慰霊像が立つ。こちらは、まだ生還判明前の時点で建立されたもので、去りゆく観測隊員に向かって吠え続ける15頭の姿を彫り込んでいる。
1958(昭和33)年7月の建立当時には、南極越冬隊員らが参列し、盛大な供養が営まれたが、タロー、ジローの生還が判明し、時と共に人々の記憶から薄れていったのか、1983(昭和58)年、映画「南極物語」の公開当時には、ゴミ置き場の脇に忘れ去られたように放置されて、週刊誌ネタにもなった。
1987(昭和62)年、コンクリ像からブロンズ像にかえて建立しなおし、現在も大浜公園にある。
どちらも今となっては、ほかの13頭への供養塔といえようか。
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