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『謎の発光体 球電』エゲリ=ジョルジ著・大槻義彦監修・丸善

謎の発光体 球電  「火の玉」研究の海外(ハンガリー)版。この球電は、雷とともに出現することが多いのだが、時に何の前触れもなく現れたりする。
 ふらふらとさがしものをするようにさまよって(著者はこれを球電が物質に引き寄せられ、近づくと今度は物質が帯電するので反発して離れるからだとしている)ドアーをすり抜けていったり車やジェット機を追いかけたり、あげくは家を吹き飛ばしたり人間を燃やしてしまったりするという。

 そういえば、小学校の頃、学級文庫で「世界のふしぎな話」なんてのを読むと必ず、人が燃えちゃう話とかUFOの話とかあったなあ…(著者はUFOも球電だといっている。UFOから宇宙人が降りてきて云々というのも球電とその航跡の為すワザだと)。小学校の頃ゾクゾクした「ふしぎな話」の元ネタがわかる1冊。

 ただ、なぜ球電が発生し、なぜかくも巨大なエネルギーをもつのかということについては、著者も異次元理論とかを持ち出してくる始末。これには大槻センセイも苦笑しているようで。著者曰く、日本は世界有数の火の玉発生国だといい、日本の研究成果が待たれるとか。解明は大槻センセイに期待しましょう。

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