下関の歴史を体現する膨大な標本群
下関市立下関水族館

下関市では、2001(平成13)年に新水族館をオープンさせる計画が着々と進んでいる。しかも1月1日の午前0時にオープンさせて、21世紀で最初の水族館にするそうだ。
現在ある市立下関水族館は、その時にはクローズされてしまうという。その最後の姿を見られるのも、残り2年を切った。

1956(昭和31)年設立というから、相当な長老である。円形大水槽は、コンクリート製の支柱でささえられ、それを木製で縁取られた台座が取り囲み、どっしりとした造り。まるで古い役場の窓口のようだ。中にはハタやアジなどの近海の魚が泳いでいる。

展示は、ご当地名産のフグ(↑)から熱帯の淡水魚、ペンギン、アザラシまで多岐にわたる。館内の片隅の水槽には、往時を偲ぶかのようにナポレオンフィッシュがぽつねんと泳いでいて涙を誘う。
さっきから窓の外の山の上に、クジラが鎮座しているのが、妙に気になる。ここらでちょっと外へ出てみよう。
【さあ出よう!】