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貴方も体験、有珠山大噴火
虻田町立火山科学館(北海道)
〔現・洞爺湖町立火山科学館〕
入ってまず目にとまるのは、車体がぼこぼこになった車だ。火山礫の直撃を受け、フロントガラスは割れ、屋根なども相当へこんでいる。入口にある、火山礫の直撃を受けた町長の公用車に始まり、泥流に押し流された車など、都合3台ほどが展示してある。
1977(昭和52)年に大噴火を起こした有珠山は、火山灰と軽石で洞爺湖を埋め、温泉街をゴーストタウンにした。住民の避難生活は約1カ月にも及び、そのうえ翌78年には、降り積もった火山灰によって泥流が発生するという2次災害まで起こったという。
この科学館では、ふりそそいだ火山礫のために割れた窓ガラス、泥流で押し流されたピアノなど被害を示す実物資料のほか、火口原を変貌を示すジオラマや、各地の火山岩、三原山噴火の切り抜きなどが展示してある。
これなど、一見、粗大ゴミと変わらないように見えるが、例えば左のテレビアンテナには、パイプの部分に細かい凹凸ができている。降り注ぐ火山礫の跡がついたものだという。
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