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魚への接近感あふれる「別府湾プール」 大分マリーンパレス水族館うみたまご(大分県) |
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2004(平成16)年4月、「大分マリーンパレス生態水族館」がリニューアルオープンした。名を改めて「大分マリーンパレス水族館うみたまご」と名乗っている。海は生命の源であるということから愛称を“うみたまご”と名付けたそうだが、水族館の壁面やミュージアムショップのTシャツに『海卵』などと漢字でロゴがあしらわれているのを見て、寿司の軍艦巻きの“魚卵”を連想してしまった。腹が減っていたからだろうか。 |
2階部分から屋外へ出る。イルカプールでは3頭のイルカがボールをつついて遊んでいる。パフォーマンスステージではトド、アザラシ、セイウチ、ペンギンがエリア毎に分かれて飼われており、おのおの芸や給餌が見られる。セイウチのパフォーマンスやトドのダイビングは西日本で初めてのものだ。注目したいのは、別府湾に棲む生き物たちを展示した「別府湾プール」だ。水面の位置はちょうど高さ1mあたり、また水深も浅く造ってあるため、魚との距離が近く感じられる。目の前でアジやボラが銀鱗をきらめかせて横切っていく。脇から小さなサメが背ビレをたててジョーズ気取り(?)で泳いできた。小振りの座布団ぐらいの大きさのエイが目と鼻の先でくつろいでいる。そのまま視線を前にやると別府湾の水平線が広がっている。この借景もなかなかうまい。この接近感と開放感はガラス越しの水槽では味わえない。 |
ただ、遮るものもなくあまりにオープンなのが災いしたか、係員によると4月の開館早々、展示している魚をカモメに襲われた。水深も浅いので、魚たちには逃げ場がない。もし、カモメに“餌場”として覚えられてしまえば、存亡の危機に立たされるコーナーになってしまうかもしれない。 |
さて館内にも、立ち泳ぎをする様子が幻想的なタチウオ水槽や、トビエイがさっそうと泳ぎ抜ける大回遊水槽など、見ものは多いが、地元ならではということであれば「関アジ・関サバ水槽」に尽きる。関アジ、関サバとは豊後水道で漁獲されるマアジとマサバのことで、激しい水流で身が引き締まっている上に、海底の地形などもあって、エサの小エビが豊富で、ほどよく太っているという大分県ご自慢のブランドもの。 そのアジとサバが狭い水槽を行ったり来たりしている。いや、水槽は決して小さくはない、アジとサバがデカすぎるのだ。特にアジは、サバと同じぐらいのサイズなので、泳いでいるところを見ても、どれがサバだかアジだか一目ではわからないくらいだ。 お土産にはミュージアムショップで、魚体を形取った「関あじ最中」「関さば最中」をどうぞ。大分県佐賀関町のお菓子屋さんが考案したもので、関あじはこしあん、関さばは小倉あんが入っている。地元の魚へのこだわりも感じられる水族館である。 |
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大分マリーンパレス水族館うみたまご ■住所 大分県大分市高崎山下海岸 ■TEL097-534-1010 ■入館料 1890円 ■交通 JR日豊本線別府駅よりバス15分「高崎山自然動物園前」からすぐ |
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