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目白不動
(金乗院)

学習院下

三ノ輪橋

目黄不動
(永久寺)

GORL
■呉越同舟? なかなか寛容な寺院
目白不動(金乗院)
豊島区高田2-12-39 [MAP
JR山手線目白駅から徒歩17分 or 都電荒川線学習院下駅より徒歩3分

 地下鉄南北線を駒込駅でJR山手線に乗り換え、今度は目白へ。
 お次は「白」である。目黒に続き、地名では勝ち組になっているのだから、期待大である。
 だが、肝心の不動尊は、境内の脇のコンクリート造りの建物に押し込められていて、気の毒。と思ったら、この本尊は、そもそも文京区にあったのだが、戦災で堂宇が焼失したためにこちらにやってきたのだという。
 敷地内には、由井正雪の乱で処刑された「丸橋忠弥」の墓がある。江戸鎮護のための不動尊に、当の幕府転覆を謀った人の墓があるというのは、どうしてなかなかお互い寛容である。

■やはりもう江戸は終わった、のか?
目黄不動(永久寺)
台東区三ノ輪2-14-5 [MAP
東京メトロ日比谷線三ノ輪駅より徒歩5分

  いよいよ五色不動めぐりもフィナーレに近づいた。この「黄」のみ、複数存在しており、江戸川区の最勝寺を「目黄不動」とする説もある。ここでは、前後の交通の便から、三ノ輪の「永久寺」をチョイスした。
 学習院下駅から都電荒川線に乗り、ごとごと揺られながら終点・三ノ輪橋駅へ。明治通りに沿って地図を便りに永久寺を探す。さんざんうろうろしたあげく、三ノ輪の駅の近くにあることが判明。あまりにこじんまりとしていて見落としたのだ。
 小さな境内に入り、フィナーレを飾る最後のお不動様にお参りを…と思うと、ずいぶん侘びしげなお堂だ。千社札がべたべた貼られ、参拝客も少なくなかったことを示しているものの、よくよく見れば瓦も崩れ掛かり、屋根には枯れ葉が吹き寄せている。
 正月に江戸情緒の残り香を探しにきた旅であったが、「やはりもう江戸は終わってしまったのだなぁ」と寂しい気持ちで「黄」を後にしたのだった。
 
――と、ここまでは実は2001年の話。翌年、その「目黄不動」の前を通りかかったら、なんとリニューアル工事をしているではないか!しかも設計は「TEAM ZOO」(象設計集団)と呼ばれる気鋭の設計者集団だ。見れば、曲線部分が印象的な建物である。合体すれば、ちょうど肩の部分だろうか。
 天災や戦災までもが噂される不穏なこのご時世、もしかしたら、五色全部でリニューアルを行い、江戸の守り神として再び立ち上がろうとしているのかも知れない。折しも2003年は、江戸開府400周年。今年は「五色不動」の動向から目が離せない!?

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