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下関からバスに乗る。人道の最寄りバス停は御裳川(みもすそがわ)だが、一つ手前の赤間神宮前で降りて、安徳天皇御陵がある赤間神宮を参拝。7月15日には小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」を弔う耳なし芳一まつりも開かれる。
参拝を終えて神社の境内を出ようとすると、目の前を巨大な貨物船が横切っていく。海峡の水面が建物のかげになって見えないので、まるで巨大なビルが移動しているかのようなおもしろい光景だ。

道なりに歩いていって関門橋の真下をくぐる。この大橋は自動車道なので、残念ながら歩いて渡ることはできない。海面からの高さ61m、吊り橋の塔の高さは133.8m。さすがに下から見上げると、でかい。
橋をくぐり抜け、壇ノ浦古戦場址との記念碑が建つみもすそ川公園に。関門国道トンネルが建設されたのは1958(昭和33)年。その関門国道建設事務所の初代所長・加藤伴平氏を顕彰するレリーフも建つ。読んでみると
「伴平さんは 昭和五十七年 八十六歳で東京都葛飾区で永眠されましたが 本当に永眠されているところは この水底ではないでしょうか」
――などとちょっと恐ろしいことが書いてある。
さて、公園のすぐそばに人道入口がある。ここでエレベーターに乗って地下に降りる。歩行者の通行は無料だ。
